SONY、セキュリティカメラ向け1/2.2型CMOSセンサー開発 [テクノロジー]
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は、セキュリティカメラ向け1/1.2型CMOSセンサーを商品化したと発表しました。
サンプルの出荷は7月を予定している。
センサーの名称は『IMX585』。高感度性能とHDRの両立化を図ったという技術「STARVIS 2」を独自開発で搭載。
これ迄のセンサーでHDRを実現する為には、異なる時間で撮影した複数枚の画像を重ね合わせる多重露光方式で撮影する必要がある事から、特に動体撮影時にAIの誤認識の原因となるノイズが発生していました。
新センサーに搭載されたSTARVIS 2では、画素サイズを大きくする事なく、88dbのダイナミックレンジを獲得。単露光方式による撮影を可能とした事でノイズの発生を低減したとしています。
また、近赤外領域における感度も向上。近赤外光の吸収率を高める独自のデバイス構造の採用(受光部の光の入射面に凹凸を設ける事で入射光を回折させる仕組み)により、夜間など光量に乏しいシーンでも高い画質が得られるとしています。
カラーフィルターの配列はベイヤー方式を採用。有効画素数は約841万画素。
同センサーの開発背景について、同社は「セキュリティカメラの市場の拡大に伴い、高感度に加えHDRを実現する高い撮像性能を持ち、様々な環境下での撮影に応えるイメージセンサーが求められています」と説明。24時間の稼働に対応し、かつ動体の認識にも対応できる性能が求められているとして、高精度なモニタリングに応えられる製品だとアピールしています。
1/2.2型で88dBというのは凄いですね。相変わらずSONYは新型イメージセンサーの開発はイケイケですねw
■プレスリリース(SONYソニーセミコンダクタソリューションズグループ)
https://www.sony-semicon.co.jp/news/2021/2021062901.html
サンプルの出荷は7月を予定している。
センサーの名称は『IMX585』。高感度性能とHDRの両立化を図ったという技術「STARVIS 2」を独自開発で搭載。
これ迄のセンサーでHDRを実現する為には、異なる時間で撮影した複数枚の画像を重ね合わせる多重露光方式で撮影する必要がある事から、特に動体撮影時にAIの誤認識の原因となるノイズが発生していました。
新センサーに搭載されたSTARVIS 2では、画素サイズを大きくする事なく、88dbのダイナミックレンジを獲得。単露光方式による撮影を可能とした事でノイズの発生を低減したとしています。
また、近赤外領域における感度も向上。近赤外光の吸収率を高める独自のデバイス構造の採用(受光部の光の入射面に凹凸を設ける事で入射光を回折させる仕組み)により、夜間など光量に乏しいシーンでも高い画質が得られるとしています。
カラーフィルターの配列はベイヤー方式を採用。有効画素数は約841万画素。
同センサーの開発背景について、同社は「セキュリティカメラの市場の拡大に伴い、高感度に加えHDRを実現する高い撮像性能を持ち、様々な環境下での撮影に応えるイメージセンサーが求められています」と説明。24時間の稼働に対応し、かつ動体の認識にも対応できる性能が求められているとして、高精度なモニタリングに応えられる製品だとアピールしています。
1/2.2型で88dBというのは凄いですね。相変わらずSONYは新型イメージセンサーの開発はイケイケですねw
■プレスリリース(SONYソニーセミコンダクタソリューションズグループ)
https://www.sony-semicon.co.jp/news/2021/2021062901.html
2021-06-30 17:46
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