SONYのダイナミック周波数共用技術、スタンドアローンの5Gで動作 [テクノロジー]
ソニーグループと三井物産は、SONYのダイナミック周波数共用技術を、スタンドアローン方式の5G環境下で動作させる事に成功したと発表しました。
両社はこれに合わせて、同技術を活用した周波数資源活用にかかる事業化検討の覚書を締結しています。
ダイナミック周波数共用(Dynamic Spectrum Access:DSA)技術は、これまで周波数帯ごとに管理されていた電波をデータベースで一元管理し、空いた状態となっている周波数帯域を、電波干渉を抑制しつつ事業者や利用者に割り当て・再分配できる技術となります。
産業用途でのワイヤレス利用拡大に伴う周波数資源のひっ迫は社会課題となっており、ダイナミック周波数共用技術は、その解決につながる技術として期待されています。SONYは2020年9月に、同技術を用いた秒周期での基地局制御に成功していました。
こうした実績を持つSONYと、ローカル5Gを推進する三井物産は、周波数の有効活用モデルや技術プラットフォームなどに関して、今後の可能性を探っていくとしています。
電波資源は有限ですし、こうして空き周波数帯の有効活用が出来るというのは、今後のますますのICT化には必須な技術だと思います。また、そうしたインフラに関わるところの基礎技術研究で成果を出すというのは、経営復活後のSONYらしくて良いですね。
■プレスリリース
世界初、スタンドアローン方式の5Gとダイナミック周波数共用システムの接続実験に成功
限りある周波数資源の有効利用による社会貢献を目指し、共創を通じた事業化検討を開始
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/News/Press/202108/21-0811/
両社はこれに合わせて、同技術を活用した周波数資源活用にかかる事業化検討の覚書を締結しています。
ダイナミック周波数共用(Dynamic Spectrum Access:DSA)技術は、これまで周波数帯ごとに管理されていた電波をデータベースで一元管理し、空いた状態となっている周波数帯域を、電波干渉を抑制しつつ事業者や利用者に割り当て・再分配できる技術となります。
産業用途でのワイヤレス利用拡大に伴う周波数資源のひっ迫は社会課題となっており、ダイナミック周波数共用技術は、その解決につながる技術として期待されています。SONYは2020年9月に、同技術を用いた秒周期での基地局制御に成功していました。
こうした実績を持つSONYと、ローカル5Gを推進する三井物産は、周波数の有効活用モデルや技術プラットフォームなどに関して、今後の可能性を探っていくとしています。
電波資源は有限ですし、こうして空き周波数帯の有効活用が出来るというのは、今後のますますのICT化には必須な技術だと思います。また、そうしたインフラに関わるところの基礎技術研究で成果を出すというのは、経営復活後のSONYらしくて良いですね。
■プレスリリース
世界初、スタンドアローン方式の5Gとダイナミック周波数共用システムの接続実験に成功
限りある周波数資源の有効利用による社会貢献を目指し、共創を通じた事業化検討を開始
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/News/Press/202108/21-0811/
2021-08-18 17:04
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