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SONY、UV波長域対応・約813万画素の産業用2/3型CMOSセンサー発売 [テクノロジー]

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は、UV(紫外線)波長域に対応した2/3型CMOSセンサー『IMX487』のサンプル出荷を9月より開始しました。

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グローバルシャッター機能を搭載し、UV波長域に対応したCMOSセンサーで業界最多という有効約813万画素を特徴とする産業用製品。

UVカメラの既存市場である半導体パターン欠陥検査をはじめ、様々な用途での活用が期待されるとしています。

本製品はUV波長域(一般に10nm〜400nmとされる)の中でも、産業用の検査などに適した200nm〜400nmの波長に対応。構成部材や受光部構造もUV波長域に特化しています。独自の裏面照射型画素構造によるグローバルシャッター機能と、積層型による配線レイアウトの自由度の高さにより、歪みのない高い撮像性能と高速性(10bitモード時で193fps)を兼ね備えてます。

UVカメラは、可視光では困難な素材の選別や、物体表面上の微細な傷などを確認できる事から、従来から半導体パターン欠陥検査などに用いられて来ました。より用途を広げる為に、UV波長域における感度だけでなく、解像度、低ノイズ性能、高速性を併せ持つイメージセンサーへの要望が高まっていたとしています。

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SONYはイメージセンサーといえばターゲット市場や仕様に関係なく製品投入して来ますね。さすが真空管時代から撮像素子の研究を重ねて来ただけの事はあります。

■プレスリリース
https://www.sony-semicon.co.jp/news/2021/2021092901.html




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