SONYの360RA制作ツール「360 WalkMix Creator」が国内発売

メディア・インテグレーションは25日、Audio Futuresの国内ディストリビューション業務を開始。



SONYが展開する立体音響規格・360 Reality Audioの作品制作やリリースに必要なツール「360 WalkMix Creator」を3月中旬より発売すると発表しました。

360 WalkMix Creatorは、Pro ToolsやAbleton Live、Logic Pro、Cubase、NuendoなどのDAWと合わせて使用するプラグイン。

1つ1つの音をオブジェクトとして独自のエフェクトを付け加えたり、360度球体上に自由自在に動かす事で、細かい調整や些細なニュアンスを表現する等、立体的で没入感のある音楽作品を作ることができます。




モニターシステムが整ったスタジオだけでなく、ヘッドフォン・モニタリングでも制作可能。PCとヘッドフォンがあれば楽曲が制作可能で、最新バージョン(v1.2)からは作品の納入フォーマットで出力するためのエンコーダー機能も搭載されていますｊ。

ディストリビューション業務開始について同社は、「国内の販売ネットワークでの市場展開やサポート、エデュケーション、仕様提案等、日本市場に最適化させていただきます。そして、お客様、クリエイターがより安心してご購入でき制作活動に集中可能な環境を提供いたします」とコメントしています。

新型コロナのパンデミック以降、音楽制作ツールはヘッドフォン環境でのモニタリング可能を謳うものが増えて来ましたね。

なかなかプロフェショナルの映像制作はディスプレイの問題があり、そういう訳には行きませんが…。