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SONY、『VPL-VW745』アップデートで高画質化 [その他映像関連機器]

SONYは、レーザー光源を採用した4K/HDRプロジェクター『VPL-VW745』の本体ソフトウェアをアップデートしました。

VPL-VW745_01.jpg

「デジタルフォーカスオプティマイザー」と「デュアルコントラストコントロール」等の高画質化機能を追加。

アップデートはUSBメモリ経由で行ないます。アップデート後のソフトウェアバージョンはVer.8.101。

『VPL-VW745』は、2017年12月に発売した同社プロジェクターシリーズのハイクラスモデルで、レーザー光源とネイティブ4Kパネルによる高画質性能と、従来よりもコンパクトな筐体が特徴となっています。

今回のアップデートは9月に事前アナウンスされていたものとなります。アップデートにより、2018年発売の上位モデル『VPL-VW855』に搭載されていた「デジタルフォーカスオプティマイザー」、「デュアルコントラストコントロール」機能が追加されます。

「デジタルフォーカスオプティマイザー」は、デジタル処理により、MTFを向上させる機能。レンズの収差を画面上の座標と画質のパターンから最適化するとともに、輪郭部分を自動検出し強調処理を自動で行ない、映像本来の美しさをより忠実に再現し理想的な4K映像を提供する機能となります。

VPL-VW855_05.jpg

「デュアルコントラストコントロール」は、映像のダイナミックレンジを拡大する機能。タイムラグ無くリニアに明暗がコントロールできるダイナミックレーザーライトコントロールの他、高度なアイリスコントロールを追加し、アイリスとレーザーを独自のアルゴリズムで制御して黒をより沈めてダイナミックレンジを広げます。

暗闇の輝きを持つシーン(宇宙の星や夜の建物など)は、輝く部分を保ちながら、黒帯も含む暗い部分をより黒くし、臨場感を向上させるとしています。

ソフトウェアのアップデートでハードの物理制御コントロールを可能にするのは凄いですね。ハイエンドモデルだけあって、冗長性の高い設計になっているんでしょうか?

さすがに100万円以上する製品が、僅か1年で機能的に陳腐化するのはたまったもんじゃないですし、良い対応だと思います。

■SONY商品情報・ストア>ビデオプロジェクター>本体アップデート情報
https://www.sony.jp/video-projector/update/




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