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SONY、Anodroid OS搭載新Walkman A『NW-A100』シリーズを国内発売 [WALKMAN]

SONYは、IFA2019で発表したAndroid OS搭載ウォークマン『NW-A100シリーズ』を国内でも発売すると発表しました。

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発売日は11月2日。

販売予想価格は、ストレージ16GBの『NW-A105』が32,000円前後、同モデルにイヤフォン付きの『NW-A105HN』が39,000円前後、32GBの『NW-A106』が37,000円前後、64GB『NW-A107』が47,000円前後となります。

カラバリは、各モデルともブラック、ブルー、アッシュグリーン、オレンジ、レッドの5種類を用意しています。

ハイレゾ対応エントリーモデルAシリーズのOSに、Android 9.0を搭載。ストレージ内の楽曲だけでなくSpotifyやYouTube Music、Apple Music、Google Play Music等のストリーミング音楽も聴ける様になりました。Google Playからアプリをダウンロードして、音楽配信サービスやラジオなども高音質で楽しむ事が可能。

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↑Anodroid 9.0を搭載

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↑Android OS搭載によりストリーミングアプリやラジオ、語学学習アプリの利用も可能に

接続端子を従来のWM-PORTからUSB Type-C端子に変更したのも特徴。ヘッドフォン出力はステレオミニのアンバランス。圧縮音源も自動的に“ハイレゾ級”高音質にアップスケーリングするというDSEE HXや、デジタルアンプS-Master HXも搭載します。

DSEE HXにAI技術を採用し、ディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)により、再生中の曲のタイプをリアルタイムで解析。自動的に最適なアップスケーリングを行なうとの事。従来のDSEE HXが持つ、音の広がり感や奥行き感の補間効果に加え、曲のダイナミクスをきれいに再現できる様になり、音の「高さ感」の補間能力がアップしたとしています。

再生対応フォーマットはDSDが最大11.2MHz、WAV 384kHz/32bit(float/Integer)、FLACは384kHz/24bit。MQAやApple Losslessなどもサポートしています。

高音質再生の為に、通常のAndroid端末とは異なるボリュームの仕組みを採用。設定画面の「メディアの音量」だけでなく、再生アプリの「Master Volume」との掛け合わせで音量を決定。Master Volumeは120段階の細かな音量調整が可能となっています。

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PCでCDリッピングまたはダウンロード済みの楽曲は、Music Center for PCでウォークマンの本体またはmicroSDに転送して聴けます。尚、Macとの接続は、そのまま繋ぐと機器認識しない仕様となっており、検証済みアプリのAndroid file transferを使って接続する様、案内されます。

アイ・オー・データ製のCDレコーダー「CDレコ」がソニー公認製品となり、ウォークマンに接続してスマホの「CDレコアプリ」の操作でCD楽曲を直接転送可能。PC無しでもCD楽曲を取り込む事が可能。対応するCDレコの型番は、CDRI-LU24IXA、CDRI-W24AI2シリーズ、CDRI-AIWとなります。

従来モデルA50と同様に、削り出しアルミキャビネットを使用する他、新たに上位モデルの高音質パーツも採用。『NW-WM1/ZX300』シリーズに搭載している「Fine Sound Register」や、『NW-ZX300』のフィルムコンデンサーを搭載。「伸びがある自然な音質や、透明感のある艶やかな音質」を実現したとしています。

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↑A50同様総削り出しのアルミキャビネットを採用

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↑アンプ部の電源にAシリーズでは初となる「フィルムコンデンサー」を採用

要望が多かったというUSB Type-C端子を採用。充電や楽曲転送等にWM-PORTケーブルを使う必要が無くなりました。microSD/SDHC/SDXCカードスロットも装備。

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↑インターフェースをUSB Type-Cに変更。SDスロットも底面に移動

尚、Androidスマホとの主な違いとして、SIMを搭載しない為、ネット接続はWi-Fiを使用。また、カメラやスピーカーも内蔵していません。

ディスプレイは、A50の3.1型から、A100では3.6型にサイズアップ。1,280×720pixに高解像度化しています。新たにAndroid搭載となりましたが、「全体の大きさはほぼキープした」としており、外形寸法は約約98.9×55.9×11(縦×横×厚さ)mm、重量は約103gとなっています。

Bluetooth 5.0搭載で、プロファイルはA2DP/AVRCP/SPP/OPP/DIDに対応。送信コーデックはSBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HDに対応。新たにWi-Fiも搭載。IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応で2.4GHz/5GHzのデュアルバンド。加速度センサーやモノラルマイクも内蔵します。

連続再生時間は、FLAC 96kHz/24bitで約21時間(デジタルノイズキャンセリングON時は約16時間)。BluetoothはSBCで約10時間(MP3 128kbps)、LDACで約8時間(FLAC 96kHz/24bit)。USB Type-Cケーブルなどが付属します。

再生アプリの「W.ミュージック」に加え、「音質設定アプリ」も用意。DSEE HX等ウォークマンの高音質化機能を各音楽配信アプリ等にも適用/調整できます。

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↑「音質設定アプリ」を押すとDSEE HXなど好みに合わせたカスタマイズが可能

再生アプリには、初代ウォークマンをイメージしたカセットテープ風のスクリーンセーバーも用意。再生画面で一定時間無操作の状態で移行。再生中にテープのハブが回転するビジュアルに加え、曲名やアーティスト名も表示されます。

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このスクリーンセーバーは、再生している音楽ファイルの再生品質によって表示するカセットテープが変化。CDクオリティ未満の場合は、フォーマットや音質に合わせてノーマルポジションのCHF(MP3/AAC/WMA 128kbps以下)や、BHF(同160kbps以下)、AHF(同256kbps以下)、ハイポジのJHF(MP3/AAC/WMA 320kbps以下)を表示。

CDクオリティの場合は、ハイポジのUCX(FLAC/ALAC/APE/MQA)、UCX-S(AIFF)、フェリクロームのDUAD(PCM)、ハイレゾの場合は初代メタルテープのMETAL(FLAC/MQA/ALAC/PCM/AIFF/APE)、最高級メタルテープMETAL Master(DSD)を表示します。

また、『NW-A105HN』に付属するイヤフォンはハイレゾ対応で、A100と組み合わせてノイズキャンセリング機能を利用可能。外音取り込みにも対応します。従来の付属イヤフォンに比べてサイズを50%ダウンしながら高音質を維持したとの事。

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↑『NW-A105HN』に付属するハイレゾノイキャンイヤフォン『IER-NW510N』

このイヤフォンは『IER-NW510N』として11月2日より単品でも発売。半アビ予想価格は12,000円前後。尚、単品販売のカラーはブラックのみとなります。

従来上位モデルにしか搭載していなかった高品質パーツを搭載し、Anodroid OSによりストリーミング配信にも対応、インターフェースもUSB Type-Cに変更とA50と外見に大差が無いのに中身はかなりパワーアップしています。

ワタシはA50を使用していますが、A100は買いだと思っています。最近、新譜はYouTube Musicでしか聞いていないんで…。

ただ若干心配なのは、Anodroid OS搭載による、バッテリー消費が激しくなっていないか?という点と、A50もそうでしたがアルミキャビネット採用のおかげで、Bluetooth接続の感度が低くないか?という点です…。

発売日には買わず、購入した方のレビューを拝見してから購入を検討したいと思っています…。

■プレスリリース

Spotifyなどのストリーミングサービスをハイレゾ相当の高音質で楽しめる
AIを活用した独自技術DSEE HX[トレードマーク]対応のウォークマン[レジスタードトレードマーク]NW-ZX500・A100シリーズ発売
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201910/19-1016B/




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