PS Now 10月より大幅値下げ

SIEは、10月1日、定額制のストリーミングゲームサービス「PlayStation Now」（PS Now）の価格を日本を含む世界で値下げし、4本の人気タイトルを期間限定で追加すると発表しました。



日本では、1カ月利用が1180円（従来の2500円から1320円の値下げ）、3カ月利用が2980円（5900円から2920円の値下げ）、12カ月利用が6980円（日本では未提供）に変更となりました。

いずれも半額程度の値下げとなっています。



10月1日～2020年1月2日の期間限定でプレイできるのは、以下の4本。

・「ゴッド・オブ・ウォー」（SIE）
・「グランド・セフト・オートV」（テイクツー・インタラクティブ・ジャパン合同会社）
・「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」（SIE）
・「inFAMOUS Second Son」（SIE）

また、新たに「inFAMOUS Second Son」「フォーオナー」「Fallout 4」が新タイトルとして加わります。



SIEは9月に今回の発表に先立ってCERO Zゲームの追加と、年齢制限をアナウンスしていました。

今回の大幅値下げは、Microsoftの「Xbox Game Pass for PC」、Appleの「Apple Arcade」、11月にスタート予定のGoogleの「Stadia」などの新ストリーミングサービスの参入を受けての事と見られています。

CERO Zゲームの追加で予想通り「GTA」が追加になりましたね。サブスクリプション料の値下げは想定の範囲内でしたが、同じタイミングで行うとは…。

Apple Arcade以外、月額使用料が10ドル前後なので、Xbox Game Pass for PCやStadiaに金額合わせて来たみたいです。

Apple Arcadeは月額5ドル程度と非常に低価格ですが、タイトル数が少ない上に、スマホやタブレット端末向けに開発されたタイトルばかりなので、コンソール機向けのゲームと比べると見劣りしますし、比較するに値しないと判断したんでしょうね、

MicrosoftやGoogleのサブスクリプション制ゲームの登場でうまく価格競争が進みましたね。PS Nowのサブスクリプション料は高いと言われていたので、ユーザーには有り難い限りです。

ひょっとしたら、PS Nowの年齢制限は、サブスクリプションを下げる事を余儀なくされ為に、コアユーザーの多いCERO Zタイトルを加える事で売上げを維持しようとした結果かもしれませんね。

■プレスリリース（PS. Blog）
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/9026/20191001-psnow.html