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PS5は、GPUにPS4/PS4 Proとの互換モード搭載の噂 [PlayStation]

CES2020でのSIEのPS5に関する発表は、ロゴマークだけというかなりの肩透かしでしたが、ネット上にPS5のCPU・GPUに関する噂が公開されました。

PS5_02.jpg

今回情報を公開したのは、リーク情報に定評があるヨーロッパのゲーム系サイトのEurogamerで、PS5のCPU・GPUの詳細情報を報じています。

尚、リーク元はPS5のCPU、GPUを製造するAMD自体の為、信憑性を疑う必要は無いとしています。

↓PS5のCPU、GPU情報

・CPU:SMT(同時マルチスレッディング)対応のZen 2、8コア。クロック周波数は不明
・GPU:Navi世代カスタム、36個のコンピュートユニット、2000MHz(具体的にはRX 5700およびRX 5700 XT)
・メモリ:448GB/s(512GB / sの可能性も)、GDDR6。容量は不明

ここ迄はおおよその予想に通りですが、更にEurogamerはPS5に搭載されるプロセッサがセミカスタムAMD製品であり、GPUを3つの異なる動作モードに切り替えられるとしています。

すなわち、PS4およびPS4 Pro用のソフトウェアを駆動する、いわゆる後方互換性を実現する為のモードとなります。

まずクロック周波数が2.0GHzで、完全に制限が解除された「ネイティブ」または「Gen2」と呼ばれるモード。こちらは恐らくPS5専用ゲーム向けと思われます。

そして「Gen1」と「Gen0」とされるモードもあり、前者はPS4 Proと同じく36のコンピュートユニット、911MHzのコアクロック、メモリ帯域幅は218GB/s、64のROP(Rendering Output Pipeline)で実行されるとの事。

後者の「Gen0」モードでは、CUとROPを半減させ、800MHzで動作。これはPS4基本モデルと一致しています。

PS5の後方互換性はオフィシャルに発表されているので、格段驚くべき事では有りませんし、そもそもPS4もPS5もx86アーキテクチャで設計されているので、こうしたGPUのコントロールによって後方互換を実現するというのは当然ですよね。

歴代PlayStationシリーズ(Vita除く)は1~3迄が独自CPU、4~x86系の為、PlayStation2はPlayStation1のチップを内蔵する事で後方互換を。PS3は初期モデルのみPS1とPS2のチップ内蔵で後方互換を(40GBモデル以降はコストダウンの為PS1のチップのみ搭載の為、PS2のゲームが遊べなくなりました)を可能としていました。

PS4でPS3以前のゲームがプレイ出来ないのはPS3以前のエミュレーションが出来ない為となっています。

こうして考えると、当初からx86系のXBOXは、次世代機でも初代XBOXの後方互換が担保されているんで強いですよね…。

PS3のCellプロセッサPower系アーキテクチャではあるものの、独自設計で特殊すぎる為x86系での完全エミュレーションは未だに難しいですし、PS4のx86系CPU搭載というのは今後の後方互換を考える上でも英断でしたね。




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